美楽 2024年11月号
『キィーん』
★★画像拡大して、是非!読んでくださいな★★

今回2024年11月号も33ページに掲載!!
やった~、実は10月号の原稿を飛ばしちゃったので
掲載ページが維持できて嬉しい飯塚です!!
あの音を聞いただけで汗が出てくる。
あの音を聞きたくないから歯医者に行かない 。
『キィーん』の音のお話です。
今回はみんなが嫌う歯医者の削る道具のお話です。
嫌な音の代名詞の正式名称は「エアータービン」。
飛行機のジェットエンジンや車の出力を上げるタービンと同じ原理で
圧縮した空気で羽を回し20万回転もの高速回転を得ます。
その中心軸に人工ダイヤモンドを焼きつけたヤスリ(バーと言います) を
つけなんでも削っていきます。
ダイヤモンドですから体の中で一番 硬いエナメル質も
いとも簡単に削ることができます。
ただヤスリで削っていくので熱を発生します・
歯の中の神経 歯髄は40.3℃で死んでしまいますので
水で冷却することが必要となります。
3方向から水を噴射し削る面の温度が上がらないよう冷却します。
そのためその冷却水を吸い取るためバキュームとよばれる
吸引装置が必要になります。
先生の横に付いている助手さんが担当します。
タービンとダイヤモンドバーの組み合わせは
非常に切れ味がよく振動も少なく弱い力でも歯にダメージを
与えずに削っていくことができます。
つまりあの音の機械が痛いのではなく麻酔がキチッと機能していないか、
必要以上に強い力で押し当てるため温度が急に上がって痛みが出るのです。
あの機械が痛いわけではありません。
但しなんでも削れるので取扱注意です。
もう一つ歯医者にはエンジンと言われる削る機械があります。
これは電動モーターで2~3万回転くらいで回ります。
これを奥歯で使うには回転方向90度を曲げてやらないと
奥歯には入りません。
そのために傘型の歯車を使って方向を変えてあげます。
当然機械的に方向を変え切削具を回すので振動は大きめです。
これにノミのような歯のある切削器具をつけて削っていきます。
モーターによる機械なのでトルクはありますがスピードは遅いです。
逆に言うとエナメル質のように硬いものは削りにくいですが
象牙質(特に虫歯に感染して柔らかくなった象牙質)を
選択的に取っていくのには向いています。
外側の硬いエナメル質を最小限タービンで削り
中の柔らかい象牙質をエンジンで落としていく。
健康な部分をできるだけ削らないように
虫歯に感染したところだけ落としていく。
そのために歯医者はいろいろな削る道具を選んでいます。
あの音が痛いのではありません。
なんとか最小限の侵襲で済むようにしているのがあの音の機械なのです。
治療中は何をされているか自分では見ることのできないお口の中
何をされているかわからないゆえに恐怖心があると思います。
音や振動の原因が少しでもわかれば
怖い気持ちが少しでも薄れたら
歯医者に足を運んでみてはいかがでしょうか?
次号2024年12月号も
ぜひ読んでくださいね!!!
やった~、実は10月号の原稿を飛ばしちゃったので
掲載ページが維持できて嬉しい飯塚です!!
あの音を聞いただけで汗が出てくる。
あの音を聞きたくないから歯医者に行かない 。
『キィーん』の音のお話です。
今回はみんなが嫌う歯医者の削る道具のお話です。
嫌な音の代名詞の正式名称は「エアータービン」。
飛行機のジェットエンジンや車の出力を上げるタービンと同じ原理で
圧縮した空気で羽を回し20万回転もの高速回転を得ます。
その中心軸に人工ダイヤモンドを焼きつけたヤスリ(バーと言います) を
つけなんでも削っていきます。
ダイヤモンドですから体の中で一番 硬いエナメル質も
いとも簡単に削ることができます。
ただヤスリで削っていくので熱を発生します・
歯の中の神経 歯髄は40.3℃で死んでしまいますので
水で冷却することが必要となります。
3方向から水を噴射し削る面の温度が上がらないよう冷却します。
そのためその冷却水を吸い取るためバキュームとよばれる
吸引装置が必要になります。
先生の横に付いている助手さんが担当します。
タービンとダイヤモンドバーの組み合わせは
非常に切れ味がよく振動も少なく弱い力でも歯にダメージを
与えずに削っていくことができます。
つまりあの音の機械が痛いのではなく麻酔がキチッと機能していないか、
必要以上に強い力で押し当てるため温度が急に上がって痛みが出るのです。
あの機械が痛いわけではありません。
但しなんでも削れるので取扱注意です。
もう一つ歯医者にはエンジンと言われる削る機械があります。
これは電動モーターで2~3万回転くらいで回ります。
これを奥歯で使うには回転方向90度を曲げてやらないと
奥歯には入りません。
そのために傘型の歯車を使って方向を変えてあげます。
当然機械的に方向を変え切削具を回すので振動は大きめです。
これにノミのような歯のある切削器具をつけて削っていきます。
モーターによる機械なのでトルクはありますがスピードは遅いです。
逆に言うとエナメル質のように硬いものは削りにくいですが
象牙質(特に虫歯に感染して柔らかくなった象牙質)を
選択的に取っていくのには向いています。
外側の硬いエナメル質を最小限タービンで削り
中の柔らかい象牙質をエンジンで落としていく。
健康な部分をできるだけ削らないように
虫歯に感染したところだけ落としていく。
そのために歯医者はいろいろな削る道具を選んでいます。
あの音が痛いのではありません。
なんとか最小限の侵襲で済むようにしているのがあの音の機械なのです。
治療中は何をされているか自分では見ることのできないお口の中
何をされているかわからないゆえに恐怖心があると思います。
音や振動の原因が少しでもわかれば
怖い気持ちが少しでも薄れたら
歯医者に足を運んでみてはいかがでしょうか?
次号2024年12月号も
ぜひ読んでくださいね!!!
今回2024年11月号も33ページに掲載!!
やった~、実は10月号の原稿を
飛ばしちゃったので
掲載ページが維持できて嬉しい飯塚です!!
あの音を聞いただけで汗が出てくる。
あの音を聞きたくないから歯医者に行かない 。
『キィーん』の音のお話です。
今回はみんなが嫌う歯医者の削る道具のお話です。
嫌な音の代名詞の正式名称は「エアータービン」。
飛行機のジェットエンジンや車の出力を上げるタービンと同じ原理で
圧縮した空気で羽を回し20万回転もの高速回転を得ます。
その中心軸に人工ダイヤモンドを焼きつけたヤスリ(バーと言います)をつけなんでも削っていきます。
ダイヤモンドですから体の中で一番 硬いエナメル質もいとも簡単に削ることができます。
ただヤスリで削っていくので熱を発生します。
歯の中の神経 歯髄は40.3℃で死んでしまいますので水で冷却することが必要となります。
3方向から水を噴射し削る面の温度が上がらないよう冷却します。
そのためその冷却水を吸い取るためバキュームとよばれる吸引装置が必要になります。
先生の横に付いている助手さんが担当します。
タービンとダイヤモンドバーの組み合わせは
非常に切れ味がよく振動も少なく弱い力でも歯にダメージを与えずに削っていくことができます。
つまりあの音の機械が痛いのではなく麻酔がキチッと機能していないか、
必要以上に強い力で押し当てるため温度が急に上がって痛みが出るのです。
あの機械が痛いわけではありません。
但しなんでも削れるので取扱注意です。
もう一つ歯医者にはエンジンと言われる削る機械があります。
これは電動モーターで2~3万回転くらいで回ります。
これを奥歯で使うには回転方向90度を曲げてやらないと奥歯には入りません。
そのために傘型の歯車を使って方向を変えてあげます。
当然機械的に方向を変え切削具を回すので振動は大きめです。
これにノミのような歯のある切削器具をつけて削っていきます。
モーターによる機械なのでトルクはありますがスピードは遅いです。
逆に言うとエナメル質のように硬いものは削りにくいですが象牙質(特に虫歯に感染して柔らかくなった象牙質)を
選択的に取っていくのには向いています。
外側の硬いエナメル質を最小限タービンで削り
中の柔らかい象牙質をエンジンで落としていく。
健康な部分をできるだけ削らないように
虫歯に感染したところだけ落としていく。
そのために歯医者はいろいろな削る道具を選んでいます。
あの音が痛いのではありません。
なんとか最小限の侵襲で済むようにしているのがあの音の機械なのです。
治療中は何をされているか自分では見ることのできないお口の中何をされているかわからないゆえに恐怖心があると思います。
音や振動の原因が少しでもわかれば
怖い気持ちが少しでも薄れたら
歯医者に足を運んでみてはいかがでしょうか?
次号2024年12月号も
ぜひ読んでくださいね!!!
やった~、実は10月号の原稿を
飛ばしちゃったので
掲載ページが維持できて嬉しい飯塚です!!
あの音を聞いただけで汗が出てくる。
あの音を聞きたくないから歯医者に行かない 。
『キィーん』の音のお話です。
今回はみんなが嫌う歯医者の削る道具のお話です。
嫌な音の代名詞の正式名称は「エアータービン」。
飛行機のジェットエンジンや車の出力を上げるタービンと同じ原理で
圧縮した空気で羽を回し20万回転もの高速回転を得ます。
その中心軸に人工ダイヤモンドを焼きつけたヤスリ(バーと言います)をつけなんでも削っていきます。
ダイヤモンドですから体の中で一番 硬いエナメル質もいとも簡単に削ることができます。
ただヤスリで削っていくので熱を発生します。
歯の中の神経 歯髄は40.3℃で死んでしまいますので水で冷却することが必要となります。
3方向から水を噴射し削る面の温度が上がらないよう冷却します。
そのためその冷却水を吸い取るためバキュームとよばれる吸引装置が必要になります。
先生の横に付いている助手さんが担当します。
タービンとダイヤモンドバーの組み合わせは
非常に切れ味がよく振動も少なく弱い力でも歯にダメージを与えずに削っていくことができます。
つまりあの音の機械が痛いのではなく麻酔がキチッと機能していないか、
必要以上に強い力で押し当てるため温度が急に上がって痛みが出るのです。
あの機械が痛いわけではありません。
但しなんでも削れるので取扱注意です。
もう一つ歯医者にはエンジンと言われる削る機械があります。
これは電動モーターで2~3万回転くらいで回ります。
これを奥歯で使うには回転方向90度を曲げてやらないと奥歯には入りません。
そのために傘型の歯車を使って方向を変えてあげます。
当然機械的に方向を変え切削具を回すので振動は大きめです。
これにノミのような歯のある切削器具をつけて削っていきます。
モーターによる機械なのでトルクはありますがスピードは遅いです。
逆に言うとエナメル質のように硬いものは削りにくいですが象牙質(特に虫歯に感染して柔らかくなった象牙質)を
選択的に取っていくのには向いています。
外側の硬いエナメル質を最小限タービンで削り
中の柔らかい象牙質をエンジンで落としていく。
健康な部分をできるだけ削らないように
虫歯に感染したところだけ落としていく。
そのために歯医者はいろいろな削る道具を選んでいます。
あの音が痛いのではありません。
なんとか最小限の侵襲で済むようにしているのがあの音の機械なのです。
治療中は何をされているか自分では見ることのできないお口の中何をされているかわからないゆえに恐怖心があると思います。
音や振動の原因が少しでもわかれば
怖い気持ちが少しでも薄れたら
歯医者に足を運んでみてはいかがでしょうか?
次号2024年12月号も
ぜひ読んでくださいね!!!
