美楽 2023年9月号『お口の中の感染症』〜根幹治療について〜

今回9月号、35頁に掲載!

「やった〜!」掲載ページ番号が早いと嬉しい飯塚です。

さて、本題!
6月号から『お口の中の感染症』シリーズ

今回9月号は『根幹治療について』

歯の中には神経と血管が一緒になった歯髄が存在します。
この歯髄から細い血管と神経が内側から外に向けて張り巡らされいます。
血管は歯を栄養して神経は外からの刺激に対して反応しています。
この重要なセンサーである歯髄に虫歯菌が感染するとどうなるでしょうか?
まず神経は感染すると嫌なので
痛いよ!しみるよ!ズキズキするよ!と信号を出します。
この時点で歯医者さんにかかってくれれば悪いところを取って綺麗な面を出して詰めるで終わります。

ところが歯医者さんが大嫌いな人は
ここぞとばかりに今治水を塗ったり
痛み止めの薬を飲んだり
痛み止めのツボ合谷を押したりして我慢してしまいます。
するとある日突然痛みが消えます。
よかった!よかった!
と喜びますが実は神経が細菌に感染して死んでしまった証拠です。

しばらくは何事なかったように進行しますがそのうち歯茎の根元の辺りに
おできのようなものができます。
プクッとと膨らんであれ?と思っていると
プチっと潰れて何事もなかったように平らになります。
またしばらくすると
プクッと膨らんでプチっと潰れます。

何が起こっているのでしょうか?
今回9月号、35頁に掲載!

「やった〜!」
掲載ページ番号が早いと嬉しい飯塚です。

さて、本題!
6月号から『お口の中の感染症』シリーズ

今回9月号は『根幹治療について』

歯の中には神経と血管が一緒になった
歯髄が存在します。
この歯髄から細い血管と神経が内側から
外に向けて張り巡らされいます。
血管は歯を栄養して神経は外からの
刺激に対して反応しています。
この重要なセンサーである歯髄に
虫歯菌が感染するとどうなるでしょうか?
まず神経は感染すると嫌なので
痛いよ!しみるよ!ズキズキするよ!
と信号を出します。
この時点で歯医者さんにかかってくれれば
悪いところを取って
綺麗な面を出して詰めるで終わります。

ところが歯医者さんが大嫌いな人は
ここぞとばかりに今治水を塗ったり
痛み止めの薬を飲んだり
痛み止めのツボ合谷を押したりして
我慢してしまいます。
するとある日突然痛みが消えます。
よかった!よかった!
と喜びますが実は神経が細菌に感染して
死んでしまった証拠です。

しばらくは何事なかったように進行しますが
そのうち歯茎の根元の辺りに
おできのようなものができます。
プクッとと膨らんであれ?と思っていると
プチっと潰れて何事もなかったように
平らになります。
またしばらくすると
プクッと膨らんでプチっと潰れます。

何が起こっているのでしょうか?
これは歯の中で歯髄が感染して死んでしまい
腐って膿を出しているのです。

膿はタンパク質でできている歯髄を餌に腐敗しガスを発生します。
歯の上の方は硬い組織でできているため発生したガスは膿を歯の根の先端から骨の中に押し出します。
骨の中に押し出された膿はどんどん溜まり骨を溶かして大きくなります。
やがて外側の骨の一番弱いところを破り柔らかい粘膜の下に噴き出します。
これがおできの正体です。

どんどん膿が溜まり粘膜が風船のようにパンパンになると
1箇所穴があきピューっと膿が口の中に流れ出します。
圧力が下がると粘膜は傷を治そうと傷口を閉じますが原因である膿の製造元、
腐った歯髄がそのままですから、また同じことを繰り返し更に悪くなっていきます。
当然骨の中に膿の袋がある訳ですから
血液中にも細菌は流れ出し身体全身に障害を巻き起こします。

次回10月号は
この細菌が体に及ぼす影響と
治療法『根管治療』について書いていきたいと思います。

続きも読んでくださいね!!!
これは歯の中で歯髄が感染して死んでしまい
腐って膿を出しているのです。

膿はタンパク質でできている歯髄を
餌に腐敗しガスを発生します。
歯の上の方は硬い組織でできているため
発生したガスは膿を歯の根の先端から骨の中に
押し出します。
骨の中に押し出された膿はどんどん溜まり
骨を溶かして大きくなります。
やがて外側の骨の一番弱いところを破り
柔らかい粘膜の下に噴き出します。
これがおできの正体です。

どんどん膿が溜まり
粘膜が風船のようにパンパンになると
1箇所穴があきピューっと
膿が口の中に流れ出します。
圧力が下がると粘膜は傷を治そうと
傷口を閉じますが原因である膿の製造元、
腐った歯髄がそのままですから、
また同じことを繰り返し
更に悪くなっていきます。
当然骨の中に膿の袋がある訳ですから
血液中にも細菌は流れ出し
身体全身に障害を巻き起こします。

次回10月号は
この細菌が体に及ぼす影響と
治療法『根管治療』について
書いていきたいと思います。

続きも読んでくださいね!!!